本日、東北地方太平洋沖地震から9年を迎える。死者・行方不明者は2万2千人を超えるという。そこには、多くの高校生も含まれるだろう。最近では新型コロナウイルスはじめ、さまざまな社会の出来事で東北地方太平洋沖地震の記憶の風化が進んでいる。
小笠高校男子バスケットボール部の諸君には、バスケットができることに感謝してほしい。五体満足やこの時代の日本に生まれることができたこと、ここまで育ててくれた親・・・。多くの奇跡や偶然が重なって、このチームでバスケットができるのである。新型コロナウイルスの影響で満足に練習ができない状況ではあるが、「生きてさえいればどうにでもなる」ものだ。
地震発生時間は、14時46分。バスケットができることへの感謝と今後の決意を胸に黙祷をしよう。